日産 エクストレイル T31 プラグ交換 オイル漏れ 車検整備

エンジン

皆さん、こんにちは!今日は、日常の自動車整備においてよく見落とされがちながら、非常に重要な作業の一つ、「スパークプラグ交換」についてお話ししようと思います。

今日取り上げるのは、2012年式のエクストレイル T31 – 一見すると簡単そうに見えますが、実はちょっとした技術と注意が必要な作業なんです。

この車種の場合、スパークプラグ交換にはインテークマニホールドの取り外しが必要となり、慎重な手順を要します。

この記事では、スパークプラグの適切な交換時期、必要な部品と工具、そして交換手順のステップバイステップのガイドをご紹介します。

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エクストレイル T31 スパークプラグ交換手順

車はH24年式のエクストレイル。走行距離は90000キロです。

装着されているイリジウムプラグは100000キロ交換なのでそろそろ交換しようと思います。

 

スパークプラグを交換するにはインテークマニホールドを取り外す必要があり、

簡単には交換できません。

交換する部品

  • イリジウムプラグ
  • インテークマニホールドパッキン
  • インテークマニホールド後方のパッキン
  • スロットルボディのパッキン
  • エンジンヘッドカバーパッキン
エンジンヘッドカバーはかなりの確率でプラグホール内にオイル漏れを起こしていますのでついでに交換することをオススメします。

インテークマニホールドの取り外し

まずスロットルボディに繋がっているエアダクトホースを外します。

外れたらスロットルボディのボルト4本を緩めて取り外します。

次にインマニ後方のボルト2本を緩めて外します。

インマニ内にオイルが溜まっていると思うので緩める前にウエスを下に敷いておきます。

最後にインマニを止めている5本のボルトを緩めます。

バキュームホースやブローバイのホースを外せばインマニが外れます

部品の交換

外れたらイグニッションコイルを4本外して14ミリのプラグレンチを使用してスパークプラグを

緩めます。(やはり3番のプラグホールにオイルが漏れていました。

次にヘッドカバーを止めている10ミリのボルトをすべて緩めて外します。

外れたらヘッドカバーパッキンを交換します。

ヘッドカバーを取り付けてボルトを締め付けます。

スパークプラグとイグニッションコイルを取り付けます。

ヘッドカバーのボルトは内側から順番に数回に分けて締め付けます。

インテークマニホールドの取付

インマニとスロットルボディのパッキンを交換します。

インマニを取り付けてボルトを締め付けます。

取り外した部品です。

スロットルボディの清掃

スロットルを外したついでにきれいにしたいと思います。

かなり汚れていました。

エンジンコンディショナーを使用してきれいにします。

きれいになったらスロットルボディを取り付けます。

後はエアダクトホースなどを元に戻してエンジンを掛けます。

スロットルボディの清掃は、車両の性能を維持するために重要です。まず、スロットルボディを取り外し、その汚れの程度を確認します。専用のクリーナーを使って汚れを丁寧に取り除いた後、スロットルボディを車両に戻し、エンジンの動作を確認します。

TAS学習

“スロットルボディの清掃を行った後、エンジンを再起動すると、いくつかの変化が起こります。

特に注目すべき点は、スロットルの汚れが除去されたことにより吸入空気量が増加し、結果としてアイドル回転数が通常よりも高くなることです。

これは、エンジンが以前よりも多くの空気を取り込んでいるために起こる現象です。

この新しい状態に適応するためには、車両のコンピュータに新しい吸入空気量を学習させる必要があります。そのためには、以下の手順を実行します。

  1. エンジンの暖機運転: まず、エンジンを始動し、適切な温度に達するまで暖気運転を行います。これにより、エンジンは最適な作業状態になります。
  2. エンジンの停止と診断機の接続: 暖気運転が完了したら、エンジンを停止し、診断機を接続します。

水温が基準まで達していたら次に進みます。

手順に従ってエンジンを掛けます。

学習が始まったら終わるまで待ちます。

これで学習は完了です。

後は試運転をして最終チェックをしたら完成です。

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