ワーゲンゴルフ6 警告灯点灯でエンジン不調 スロットルボディ交換

エンジン

今回は、警告灯の点灯と共にエンジンが不調になったフォルクスワーゲン・ゴルフⅥ(6)の修理事例を紹介します。

その症状とは、エンジンをスタートした後、一定時間走行すると警告灯が点灯します。これと同時にエンジンが不調となり、2000回転以上に吹き上げることができなくなるというものです。

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現象確認

メーターを確認すると、EPCとエンジン警告灯が点灯していました。

エンジンはアイドリング時でも、回転が落ち込むことがありエンストしそうになります。

2000回転以上吹け上がらないのはフェイルセーフ状態に入っていることが考えられます。

診断機による点検

警告灯が点灯しているので診断機で自己診断をしてみます。

車の自己診断機能とは車が自分の健康状態をチェックするシステムです。エンジンのセンサーなどに問題があれば、警告灯を点灯させて運転者に知らせます。それと同時にコンピューターはその故障箇所を記憶します。

診断機で自己診断してみると、スロットル関係の故障コードが記憶されていました。

試しに一度故障コードを消去しましたが、すぐに警告灯が点灯しました。

(故障コードはスロットルセンサー関係)

エンジンをアイドリングさせ、スロットルバルブに軽くショックを与えると回転が落ち込みます。

スロットルセンサーの値を調べてみると、ショックを与えたと同時に異常な数値を示しました。

これでスロットルバルブ本体の不具合だと確定しました。

スロットルボディ交換

純正スロットルボディの価格を調べると約180000円でした。高価なのでインターネットで仕入れました。

まず今取り付けられているスロットルの品番を調べます。

調べると品番は”03F133062″ メーカーはMAGNETIMARELLIでした。

仕入れた新品スロットルボディです。

楽天で注文しました。

色々なメーカーの物が売られていますが、心配なのでまったく同じメーカーの部品を選びました。

スロットルボディ取り外し

エアダクトを固定しているトルクスねじ2本を緩めて外します。

エアダクトに取り付けられているエアフローセンサーのカプラーを外します。

スロットル上のロック部分を広げてエアダクトを引き抜きます。

ボルト4本(トルクスT-30)を緩めてスロットルボディを外します。

スロットルボディのパッキンも新品に交換するため外しておきます。

スロットルボディ取付

新品のパッキンを取り付けます。

新品のスロットルボディを取り付けてボルト(トルクスT-30)を4本締め付けます。

エアダクトのOリングも新品に交換します。

エアダクトを取り付けます。

トルクスT-30ねじを締め付けてエアダクトを固定します。

エアフローセンサーのカプラーを取り付けて、バキュームホースをエアダクトにクランプします。

取付が終わったら故障コードを消去します。

エンジンを始動してチェックランプが点灯しないことを確認します。

スロットルセンサーの数値に問題がないか確認します。

最後に走行テストをして作業終了です。

まとめ

今回は社外品で対応することで費用を安く抑えることができました。

社外品とはいえ製造しているメーカーも同じで、見比べてもまったく同じ物でした。

新品と古いスロットルボディです。

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