日産純正ナビ から 社外ナビに交換できる? 取付手順 セレナ C25

ナビゲーション

皆さん、こんにちは!今回は、特に日産C25セレナ(H22年式)のナビゲーションに関しての情報をお届けします。

純正ナビゲーションシステムが突然起動しなくなった経験はありませんか?

電源は入るものの、画面がNISSANのロゴで固まってしまい、一向に動かない… このような状況に陥ってしまうことがあります。

この記事では、そんな困った状況に陥った時の一つの解決策として、純正ナビから社外ナビへの交換方法に焦点を当てます。

なぜ社外ナビに交換するのか、そのメリットとは何か、そして何よりも、その交換手順を分かりやすく説明していきたいと思います。

車のメンテナンスやアップグレードに興味のある方はもちろん、ちょっとした故障にも動じないDIY精神旺盛なあなたにとって、きっと役立つ情報になるはずです。

それでは、早速本題に入っていきましょう!

日産純正ナビが故障した際の社外ナビへの交換方法

ディーラーオプションで装着された純正ナビゲーションが故障した場合、幸いなことに、社外ナビに簡単に交換することが可能です。

多くの場合、既存の純正カメラも新しいナビシステムにそのまま組み込むことができます。

注意が必要なのは、メーカーオプションとして装着されているナビゲーションシステムの場合です。これらは車のシステムに深く統合されているため、社外ナビへの交換が難しくなります。そのため、メーカーオプションナビが故障した場合は、修理または純正ナビの交換をおすすめします。

ディーラーオプションの純正ナビゲーションシステムです。電源は入るものの、起動しません。

このような状況に直面した場合、どのように対処すればよいのでしょうか?次のセクションでは、社外ナビへの交換手順について詳しく解説していきます。


社外ナビ取り付けのための準備

まず必要なアイテムを揃えます。

社外ナビ本体

今回はパナソニックの7インチナビ(2DINサイズ)を例として紹介します。

パナソニック 7インチ ナビゲーション HE02D 

社外ナビ取付キット

– これには変換ハーネスやラジオアンテナ変換アダプタが含まれ、車種によって異なります。

社外ナビ取付キット カナック企画 NKK-N94P 

純正カメラ変換ハーネス

既存のカメラを新しいナビシステムに統合するために必要です。

日産純正バックカメラ変換コード HB-01D-5P 

パナソニック ストラーダ CN-HE02D カーナビの特徴

1. 高画質のHD液晶ディスプレイ(7インチ)

2. フルセグTVチューナー

3. ドライブレコーダー連携機能(専用のドライブレコーダーと連携できます)

4. 全国市街地図に対応

5. Bluetooth接続機能(スマートフォンと連携できます)

6. ETC2.0車載器対応(専用のETC車載器を接続して連携できます)

7. その他の特徴

    • 使いやすいインターフェース、応答速度の速い操作性、さまざまな車種に対応する設計などが特徴です。

取り付け可能性

今回はCN-E330モデルに交換しますが、2DINサイズのスペースがあれば、どのメーカーのナビも取り付けることが可能です。

純正ナビの取り外し

まずオーディオまわりのパネルを取り外します。

内張りはがしなどを使ってエアコンパネルを外します。

エアコンパネルが外れたらその奥に付いているビスを2本外します。

シフト位置をニュートラルにして、シフトレバーのカバーを外します。

中のビスを外してシフトレバーを外します。

オーディオのパネルを取り外します。

ナビを止めているビスを4本外します。

グローブボックスを外します。

グローブボックスを開けて中のツマミを右に回して抜きます。

ビスを7本外してグローブボックス内側のパネルを外します。

ナビに付いている配線をすべて外します。

車両に付いている古い配線を外します。

  • GPSアンテナ
  • TVアンテナ
  • マイク
  • ipodケーブル

取り外した純正ナビ本体と配線です。

写真に写っていませんが、ステアリングコラムに付いているマイクも外しました。

新品ナビの取付

 

ブラケットを新品ナビに取り付けます。

ナビ側の取り付ける配線です。

車両側の配線にメスギボシ端子を付ける。

社外ナビ変換ハーネスとナビ本体の配線を接続します。

ナビの変換カプラーで接続する配線のガイド

ナビゲーションシステムの設置において、正確な配線接続は非常に重要です。以下は、ナビの変換カプラーを使用した際の各配線の役割と接続方法です。

電源関連の配線
  • 黄色: 常時電源
  • 赤色: アクセサリー電源
  • オレンジ色: イルミネーション電源
スピーカー関連の配線
  • 灰色: フロント右スピーカープラス
  • 灰色/黒: フロント右スピーカーマイナス
  • 白色: フロント左スピーカープラス
  • 白色/黒: フロント左スピーカーマイナス
  • 紫色: リヤ右スピーカープラス
  • 紫/黒: リヤ右スピーカーマイナス
  • : リヤ左スピーカープラス
  • 緑/黒: リヤ左スピーカーマイナス
その他の配線
  • 青色: アンテナコントロール(アンテナ変換カプラーの青い配線)
  • 黒色: アース
  • ピンク色: 車速信号
  • 若草色: パーキングブレーキ(アースに接続)
  • : リバース信号
追加の機器接続
  • GPSアンテナ
  • TVアンテナ
  • バックカメラ: RCAケーブル、アクセサリー電源、アースに接続

基本的には、同じ色の配線同士を接続します。このガイドに従って、各配線を適切に接続することで、ナビゲーションシステムの設置を正確に行うことができます。

車両側のナビの配線、ラジオアンテナ、バックカメラの配線に変換カプラを繋ぎます。

GPSアンテナの設置

 

GPSアンテナを助手席側ダッシュボード上に付けます。

配線はダッシュボードに隠しながら通して、グローブボックス裏を通します。

テレビアンテナの設置

車両ハーネスにタイラップで縛りながら通します。

TVのアンテナ線はピラーの内張りの中を通します。

フロントガラスにTVアンテナを取り付けます。

内装部品の復帰

グローブボックスピラーの内張りを元に戻します。

ナビゲーション本体の固定

配線をナビゲーションに繋ぎます。

ナビ本体を取り付けます。(配線は下側に逃がします。)

パネルを元に戻してシフトレバーも取り付けます。

動作確認

 

取付が終わったら動作確認と設定をします。

  • テレビの設定をして移るか確認する。
  • ラジオの放送局を合わせる。
  • 自宅の登録をする。
  • 試運転をしてナビの現在地と自車位置がずれていないことを確認する。
純正ナビゲーションシステムから社外製ナビゲーションシステムへの交換は、難しく感じられるかもしれませんが、必要な部品と手順が明確であれば、意外と簡単に行うことができます。

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