車はH22年式のC25セレナです。ディーラーオプションのナビが突然起動しなくなりました。
電源は入りますが、NISSANのマークから先に進みません。本体の故障のようなので
- 純正ナビを修理
- 純正ナビを交換
- 社外ナビに交換
いずれかの対応になります。
今回は社外ナビに交換しようと思います。
壊れた日産純正ナビを社外ナビに交換
ディーラーオプションナビが付いている場合意外と簡単に社外ナビに交換できます。
元々付いている純正カメラをそのまま使うこともできます。
ディーラーオプションの純正ナビです。電源は入りますが起動しません。
準備する物
- 社外ナビ本体
- 社外ナビ取り付けキット(変換ハーネス、ラジオアンテナ変換、車種によって異なります)
- 純正カメラ変換ハーネス
パナソニック7インチナビCN-E330 テレビはワンセグですが安価です。
CN-E330の注意点
- TVはワンセグ
- DVDが見れない
- 音楽をメモリーカードに録音できない
- 他機器はバックカメラしか接続できない(ETC、リヤモニターなどは付けられない)
パナソニックの最新モデルはCN-HA01D、CN-HA01WDです。
- フルセグ
- DVD視聴可能
- 音楽をSDカードに録音可能
- 専用ドライブレコーダー接続可能
- リヤモニター接続可能(RCA接続、別売りインターフェースコード必要)
ナビの変換ハーネスです。
純正バックカメラの変換ハーネスです。品番HB-01D-5P
純正ナビの取り外し
まずオーディオまわりのパネルを取り外します。
内張りはがしなどを使ってエアコンパネルを外します。
エアコンパネルが外れたらその奥に付いているビスを2本外します。
シフト位置をニュートラルにして、シフトレバーのカバーを外します。
中のビスを外してシフトレバーを外します。
オーディオのパネルを取り外します。
ナビを止めているビスを4本外します。
グローブボックスを外します。
グローブボックスを開けて中のツマミを右に回して抜きます。
ビスを7本外してグローブボックス内側のパネルを外します。
ナビに付いている配線をすべて外します。
車両に付いている古い配線を外します。
- GPSアンテナ
- TVアンテナ
- マイク
- ipodケーブル
取り外した純正ナビ本体と配線です。
写真に写っていませんが、ステアリングコラムに付いているマイクも外しました。
新品ナビの取付
ブラケットを新品ナビに取り付けます。
ナビ側の取り付ける配線です。
車両側の配線にメスギボシ端子を付ける。
ナビの変換カプラーで繋ぐ配線は
- 黄色==>常時電源
- 赤色==>アクセサリー電源
- オレンジ色==>イルミネーション電源
- 灰色==>フロント右スピーカープラス
- 灰色/黒==>フロント右スピーカーマイナス
- 白色==>フロント左スピーカープラス
- 白色/黒==>フロント左スピーカーマイナス
- 紫色==>リヤ右スピーカープラス
- 紫/黒==>リヤ右スピーカーマイナス
- 緑==>リヤ左スピーカープラス
- 緑/黒==>リヤ左スピーカーマイナス
- 青色==>アンテナコントロール(アンテナ変換カプラーの青い配線)
- 黒色==>アース
他に繋ぐ配線は
- ピンク色==>車速信号
- 若草色==>パーキングブレーキ(アースに繋ぐ)
- 紫==>リバース信号
- GPSアンテナ
- TVアンテナ
- バックカメラ(RCAケーブル、アクセサリー電源、アース)
これですべてです。基本的に同じ色の配線どうしで繋ぎます。
車両側のナビの配線、ラジオアンテナ、バックカメラの配線に変換カプラを繋ぎます。
GPSアンテナを助手席側ダッシュボード上に付けます。
配線はダッシュボードに隠しながら通して、グローブボックス裏を通します。
車両ハーネスにタイラップで縛りながら通します。
TVのアンテナ線はピラーの内張りの中を通します。
フロントガラスにTVアンテナを取り付けます。
グローブボックスとピラーの内張りを元に戻します。
配線をナビゲーションに繋ぎます。
ナビ本体を取り付けます。(配線は下側に逃がします。)
パネルを元に戻してシフトレバーも取り付けます。
動作確認
取付が終わったら動作確認と設定をします。
- テレビの設定をして移るか確認する。
- ラジオの放送局を合わせる。
- 自宅の登録をする。
- 試運転をしてナビの現在地と自車位置がずれていないことを確認する。
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