バッテリー交換は自分でできるメンテナンス作業の一つです。
ただし、適切なバッテリーを選び、交換作業を正しく行うことが大切です。
この記事では、トヨタタンクに最適なバッテリーサイズの選び方、交換前に必要なメモリーバックアップ、そして交換後の初期化リセット作業の手順まで、一連の流れを丁寧に解説します。
バッテリーサイズ
M-42のおすすめバッテリー
GSユアサ M-42 アイドリングストップ車用バッテリー
M-65のおすすめバッテリー
パナソニック M-65 アイドリングストップ車用バッテリー
N-65のおすすめバッテリー
電動パーキングブレーキ付きの場合
GSユアサ N-65 アイドリングストップ車用バッテリー
バッテリー交換手順
交換手順の流れは以下の通りです。
- メモリーバックアップバッテリーを接続
- バッテリーを取り外す
- バッテリーを取付
- 交換後の初期化(リセット)作業
メモリーバックアップ
イグニッションオフの状態にしておきます。
メモリーバックアップバッテリーは、運転席足元にあるOBDカプラーに接続します。
メモリーバックアップバッテリーのコードを差し込み、電源を入れます。
カーメイト メモリーキーパー (単4型アルカリ乾電池6本使用)OBDⅡカプラー給電仕様
古いバッテリーの取り外し
バッテリーはエンジンルームに取り付けられています。
10mmのナットを緩めて、バッテリーステーを外します。
10mmのナットを緩めて、マイナスターミナルを外します。
10mmのナットを緩めて、プラスターミナルを外します。
古いバッテリーを車両から取り外します。
新品バッテリーの取付
古いバッテリーから外したカバーを新品バッテリーに取り付けます。
新品バッテリーを車両に取り付けます。
バッテリーを車両に取り付けたら、取っ手を外します。
プラスターミナルを取り付けて10㎜ナットを締め付けます。
初期化(リセット)
交換作業の際、メモリーバックアップバッテリーを使用しなかったり、バックアップに失敗した場合、初期化(リセット)作業が必要です。
パワーウィンドウ
パワーウインドウのAUTOが効かなくなった場合、この作業を行います。
- 運転席のドアガラスを全開にする
- パワーウインドウをUP方向に作動させ、全閉停止してから約5秒スイッチを保持する
パワースライドドア
- 手動でスライドドアを全閉する
バッテリーの廃棄
廃バッテリーは資源になるため、多少金額がかかるかもしれませんが、修理工場で引き取ってもらえると思います。定期点検や車検のついでにお願いしてみてください。
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