今回は、走行距離12万キロを超え、乗り心地に影響が出始めたH25年式のVW ゴルフ7 GTIのショックアブソーバー交換についてご紹介します。
乗り心地の低下は、日常のドライブにおいて重要な快適性を損なうため、タイムリーな交換が必要です。
フロントショックアブソーバーの交換
外す手順
- アッパーマウントのナットを緩める。
- スタビライザーリンクを外す。
- タイロッドエンドを外す。
- ストラット(ショックアブソーバー)下のボルト&ナットを外す。
- ストラット(ショックアブソーバー)を外す。
ナックルごと外すのが一般的らしいのですが、センターのボルトが固くて緩まなかったので
ストラットのみを外すことにしました。
ストラット下のボルトはダブルヘキサゴンレンチという工具を用意する必要があります。
固くて抜けない場合はバールなどで少し差し込み部分を開いて抜きます。
取り付け手順
- スプリングコンプレッサーでスプリングを縮める。
- アッパーマウント真ん中のナットを緩めて外す。(インパクトレンチを使うと楽です。)
- スプリングを新しいショックアブソーバーにセットする。
- 新しいアッパーマウントを取り付ける。
- スプリングコンプレッサーを広げて外す。
- 車両にストラットを取り付ける。
リヤショックアブソーバーの交換
リヤショックアブソーバーの交換は一見簡単そうに思えますが、ショック下のボルトを
外すのにスプリングが邪魔で緩めずらいです。
なのでスプリングを外すか、ずらす必要があります。
今回はスプリングコンプレッサーを使用してスプリングをずらしました。
取り外し手順
- スプリングを縮めてずらす。
- ショックアブソーバー下のボルトを外す
- ショックアブソーバー上のボルトを2本外す。
- 古いショックアブソーバーを取り外す
スプリングを縮めて多少動かせる状態にします。
隙間ができた工具で緩めます。
固い場合はスピンナーハンドルとボックスレンチを使います。
ショックアブソーバー上のボルト2本を外します。
取付手順
- ショックアブソーバー上のボルトを2本取り付ける
- ショックアブソーバー下のボルトを取り付ける
- スプリングコンプレッサーを取り外す
新しいショックアブソーバーの交換が終わりました。
最後に試運転をしてアライメント測定をしたら完成です。
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