トヨタ純正ナビのテレビが映らなくなった
車はH26年式のヴォクシーです。以前からテレビがたまに映らなくなることがあったようです。
エンジンを切ってまた掛けなおすと映ったりしていたので今まで放置していたようです。
今回はいよいよ何をしても映らなくなったので修理の依頼がありました。
リヤのフリップダウンモニターも映っていません。
B-CASカードの点検
ナビは問題なく使えますので、液晶パネルの問題ではなさそうです。
受信状態も圏外にはなっていないので、アンテナの不具合ではなさそうです。
そこで以前BーCASカードの不具合でテレビが映らなくなったことがあったのでB-CASカードの点検
をすることにしました。
B-CASカードの外し方ですが、ナビ画面モニターをOPENにして中のカバーをスライドさせて外します。
真ん中にB-CASカードが入っていますので抜き取ります。
カードのIC部分(金色の部分)をティッシュペーパーなどでキレイに拭き取ります。
(少量のパーツクリーナーをつけて拭くと良いかもしれません。)
キレイに拭き取ったら元に戻します。
そしてテレビを映してみると、問題なく映りました~!
と思ったらリヤのフリップダウンモニターが映っていません。
リヤモニターは別の原因で映っていないようです。
リヤモニターの点検
電源のランプは点くので電源の配線が抜けているわけではなさそうです。
考えられる残りの原因は
- リヤモニター本体の故障
- 映像ケーブルの不具合
ぐらいでしょうか?
とりあえず比較的簡単に点検できるナビゲーション側の映像(RCA)ケーブルの点検からすることにしました。
ナビゲーションの取り外し
まず外側のパネルを外します。(クリップのみで止っています。)
固くないので工具なしで引っ張って取れると思います。
次に外側のパネルを外します。
固い場合は内張りはがしなどの工具を使って外します。
ハザードスイッチのカプラーを外します。
ナビゲーションを止めている10ミリボルトを4本外します。
ナビゲーションを引き抜いて外します。
映像(RCA)ケーブルの点検
とりあえずRCAケーブルの点検だけなのでナビの配線までは外しません。
黄色の端子のケーブルがリヤモニターの映像(RCA)ケーブルです。
ケーブルは抜けてはいませんでした。(抜けないようにビニールテープが巻いてあります。)
念のためビニールテープを外して点検します。
RCAケーブルを抜き差ししてみると少し緩い感じがしました。
試しにケーブルを差し込み直してテレビを映してみると、正常に映りました。
RCAケーブルの交換となると、かなり大掛かりな作業になります。それと
費用も結構掛かってしまします。
なのでケーブルの端子部分を少し変形させて、差し込みがきつくなるように
調整しました。
後は差し込んで元通りに抜け防止のビニールテープを巻いてナビゲーションを取り付けます。
問題なく映るようになりました。
今回は交換部品もなく、費用を最小限に抑えることができました。
RCAケーブルの緩みは、以前にも社外ナビのリヤモニターで経験していました。
その時も同じように端子を調整して直したのですが、その後同じ不具合は起こっていません。
もし同じリヤモニターの不具合が起きている方は今回の記事を参考にしていただけたらと思います。
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