最近では2カメラのドライブレコーダーを取り付けることが多くなってきましたが、車種によってはリヤカメラの取付場所に迷うことがあります。
今回紹介するのは、リヤのサンシェード付きの200系クラウンです。
リヤカメラは通常リヤのガラスに貼り付けますが、なるべく高い位置でないと車のトランク部分ばかり映ってしまいます。
しかし、一番高い位置に取り付けてしまうとサンシェードを上げたときにカメラにぶつかってしまいます。
ですので、サンシェードにぶつからない位置で尚且つ高い位置を選ぶ必要があります。
200系クラウン(リヤサンシェード付)2カメラドライブレコーダー取付
リヤにサンシェードが付いているのでリヤカメラが小さいドライブレコーダーを選ぶ必要があります。
今回はコムテックの2カメラ ZDR035を取り付けます。高性能で安価なのと、リヤカメラが小型なのでこの機種を選びました。
ZDR035の主な機能
- 日本製
- 3年保証
- GPS搭載
- SDカードメンテナンスフリー(定期的なフォーマットの必要なし)
- マイクロSDカード付属(32GB)
- 夜間映像も鮮明に録画
- 200万画素
- 超広角レンズ(対角168°)
- 駐車監視録画(オプション別売 HDROP-14)
- 安全運転支援機能
- その他
カメラと付属品
- フロントカメラ
- リヤカメラ
- 電源ケーブル(4メートル)
- リヤカメラケーブル(9メートル)
- マイクロSDカード(32GB class10)
- 両面テープと脱脂クリーナー
電源の取り出し
駐車監視機能を付ける場合は常時電源(エンジンを切っても常時流れている電源)も取り出す必要がありますが、今回はアクセサリー電源のみを取り出します。
電源はシガーソケットの配線から取ります。まずシフトノブを外してシフトパネルの後方を持ち上げます。待ちあがったら手前に引き抜きます。
シガーソケットの配線から分岐させます。
別売りの電源ソケットを使用してアクセサリー電源とアースを接続します。
抜けないようにプラグロックタイプを使うか、ビニールテープで固定してもいいと思います。
ソケットが邪魔な場合は、別売りの直接配線コードを使用します。
HDROP-15 :ソケットを使用せずに直接電源に接続できます。
HDROP-14 :ソケットを使用せずに直接配線できるのと、キースイッチOFFでも電源を供給して 駐車監視機能を使うことができます。
(アクセサリー電源とは別に常時電源にも接続する必要があります。)
コムテック 2カメラ ドライブレコーダー+HDROP-15(直接配線コード)
ピンク色の配線から分岐させます。(アクセサリー電源)アースは車両の金属部分から取ります。
フロントカメラの取り付け
電源を取り出したら、フロントカメラを取り付けるフロントガラスまで配線を通していきます。
まずシフトパネル横のパネルを外します。
助手席足元のパネルを外します。
10ミリのボルトを3本外し、助手席足元のエアバッグを外します。
グローブボックスを外し矢印に沿って電源の配線を通します。
配線はタイラップで固定します。
助手席ピラーの内張りをはがしタイラップで固定しながら配線を通します。
フロントカメラはバックミラーの裏で少し助手席寄りに貼り付けました。
リヤカメラの取り付け
リヤカメラは電源を新たに取る必要はなく、フロントカメラから分岐したリヤカメラケーブルを一本繋ぐだけです。
リヤカメラケーブルはルーフの中を通していきます。内張りにシワが寄らない程度に浮かせてケーブルを押し込みます。
リヤカメラはリヤガラスのなるべく高い位置に貼り付けます。ガラスの一番上に貼り付けるのが理想ですが、サンシェードを上げたときにぶつかってしまいますので
ぶつからない位置で尚且つ高い位置に取り付けます。結果リヤガラスのちょうど真ん中あたりに取り付けました。
配線の固定は貼り付けるタイプのコードレールを使用しました。
設定
基本的にはそのまま使用しても録画されるのですが、運転支援機能などを使う場合細かい設定が必要です。
- 日時設定:GPSを受信していれば自動的に設定されます。
- 運転支援機能:出荷時はそれぞれの支援機能がOFFの状態なので使用する場合はONにします。またその場合、キャリブレーションという道路の水平線と中央線を合わせる必要があります。
- 駐車録画設定:HDROP-14を使用して常時電源を取った場合のみ設定できます。(出荷時OFFの状態)
( 先行者発進お知らせ、前方信号お知らせ、後続車接近お知らせ、ドライブサポートなど)
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