デイズ ドライブレコーダー取付 2カメラ リヤの取付位置は?B21W

ドライブレコーダー
「安全は運転の第一歩」―これは、私たち自動車ユーザーが常に心に留めておくべき重要な考え方です。

特に、交通事故のリスクを減らし、万が一の状況に備えるために、ドライブレコーダーの設置は不可欠です。

この記事では、平成26年式のデイズ(B21W)に最適なコムテックの2カメラドライブレコーダーを取り付けるための手順を紹介します。

プロの整備士からDIY初心者まで、誰でも簡単に理解できるように、工程を詳しく、分かりやすく解説していきます。

また、配線方法や小さなコツ、注意点についても触れることで、取り付け作業をスムーズかつ効果的に進めることができます。

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準備するもの

  • 2カメラドライブレコーダー
  • 電源ソケット又は直接配線コード
  • 工具(ドライバー、内張り剥がし、電工ペンチなど)
  • タイラップ、ビニールテープ、ギボシ、分岐タップなど

2カメラドライブレコーダー

取り付ける2カメラドライブレコーダー一式です。

コムテック2カメラ ドライブレコーダー ZDR035

電源ソケット

配線を隠すため、ドライブレコーダーの他に電源ソケットを用意します。
抜けないようにプラグロックタイプを使用します。

エーモン電源ソケット(DC12/24V/80W以下)プラグロックタイプ

直接配線コードを使用する場合

メーカーで販売されている直接配線コードを使用する方法もあります。

コムテック 2カメラドライブレコーダー+直接配線コードのセット

電源の取り出し

ドライブレコーダーを取り付ける際にまず考えるのは「電源をどこから取るか」です。
この車種は足元に電源ソケットが付いているので、ここから電源を取ります。
クリップを2個外してカバーを前にずらします。
カプラーに配線が2本来ていますので、紫色にアクセサリー電源、
黒色にアースを分岐します。
二股のギボシで配線を分岐していますが、分岐タップを使用しても良いです。

フロントカメラの取付

電源の配線をフロントガラスの上部まで持っていくため、グローブボックスを外します。
矢印のように配線を通します。
配線の通し方は人それぞれなので、自分のやりやすい方法で良いと思います。
助手席側のピラーに配線を通すため、ピラーカバーを外します。
クリップのみで止っていますので、引っ張れば取れます。
配線をタイラップで止めていきます。
フロントガラスにフロントカメラを取り付けます。この作業は、カメラの位置決めと固定に注意を払うことが重要です。
カメラは、最適な視野を確保し、運転中の視界を妨げない位置に設置してください。取り付けが完了したら、リアカメラの配線と電源の配線をフロントカメラに接続します。
リアカメラの配線と電源の配線をフロントカメラに差し込んでルーフの内張りの中に配線を隠して通します。
この時点で、フロントカメラのみを取り付ける場合は、ほぼ作業は完了です。
この作業はDIYにも適しており、基本的な工具と注意深さがあれば、特に難しいことはありません。しかし、リヤカメラの取り付けを行う場合は、少し難易度が上がります。

リヤカメラの取付

リヤカメラの配線方法は、車種によって異なる場合があります。私の経験では、ルーフの内張りの中を配線を通す方法が最も効果的です。

この方法を採用することで、配線が目立たずに済み、車内の美観を保つことができます。また、ルーフの内張りを利用することで、配線の長さを最適化し、取り付け作業を容易に行えます。

もちろん、ステップや車底部を通す方法もありますが、この方法はいくつかの欠点があります。

まず、配線が遠回りになりがちで、必要な配線の長さが増える可能性があります。

さらに、車底部を通す際には、多くの部品を外す必要があり、これが作業の複雑さを増加させます。

特に、外す部品が多いと、再組み立ての際に時間がかかるだけでなく、部品を紛失するリスクも高まります。

ルーフの内張りの中にリアカメラの配線を通していきます。
内張りに無理をかけるとしわが寄ってしまうので注意が必要です。

リヤゲートへの配線の通し方

リアカメラの配線作業が次の段階に進んだら、重要なステップの一つとして、リアゲートに配線を通す作業があります。

まずは、リアゲートの配線が通っているゴム製のジャバラ部分を見つけましょう。このジャバラは、配線を保護するために重要な役割を果たしています。

ジャバラを取り外す際は、慎重に作業を行ってください。ジャバラは柔軟性があり、通常は手で簡単に取り外すことができますが、無理に引っ張ると損傷する可能性があります。

ジャバラを外した後、リアカメラの配線をその中に通します。配線を通す際には、ジャバラの内部に無理な力を加えないように注意してください。

配線がジャバラの中をスムーズに通るように、適切な角度で挿入し、配線が曲がったり、絡まったりしないようにしてください。

リアカメラの配線をゴム製のジャバラの中に通す際には、少しコツが必要です。ジャバラの中は狭く、配線が通りにくい場合があります。
このような状況を改善するために、潤滑剤の使用をお勧めします。具体的には、パウダー潤滑剤スプレーまたはシリコン潤滑スプレーが適しています。これらのスプレーをジャバラの内部に軽く吹き付けることで、配線がスムーズに通りやすくなります。
防錆潤滑剤などはゴム、プラスチック部品を傷めるので使用はオススメしません。もし使用してしまったら、パーツクリーナーなどできれいに拭き取りましょう。

ジャバラは柔軟な材質でできているため、無理な力を加えると破損するリスクがあります。

特に重要なのは、この部品を損傷してしまうと、その交換作業がかなり大変であるという点です。ジャバラは車の構造上、取り外しや交換が簡単ではないため、交換作業には時間と労力がかかります。

リヤカメラ本体の取付

配線をジャバラの少し上にあるメクラキャップまで通してキャップに切れ目を入れて配線を出します。
リアカメラをリアゲート中央に貼り付けます。

初期設定

まず、カメラが正常に動作しているかをチェックしましょう。電源を入れて、カメラが映像を録画していることを確認します。

次に、カメラの角度を調整します。このステップは、カメラが道路の全体的な視野を捉えることができるようにするために必要です。カメラの位置を微調整して、最適な視野を得られるようにしましょう。

最後に、初期設定を行います。この設定には、時間の設定、録画モードの選択などが含まれます。特にリアカメラの場合は、Gセンサーの感度設定に注意が必要です。

リアカメラのGセンサーを少し鈍感に設定することをお勧めします。これは、リアゲートの開け閉めによる振動でカメラが不要に反応してしまうのを避けるためです。

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