こんにちは。今回はメルセデスベンツ(Eクラス W123)にドライブレコーダーを取り付ける手順について紹介します。
メルセデスベンツに何かを取り付けるとなると”難しい”と思いがちですが、この車種は意外と簡単です。
ドライブレコーダーの取り付け程度ですと、難易度は国産車とほぼ変わりません。
2カメラ ドライブレコーダー取付 手順
取り付けるドライブレコーダーはコムテックのZDR035です。
ZDR035 コムテック 主な機能
- 2カメラ
- 3年保証
- GPS搭載
- SDカードメンテナンスフリー(定期的なフォーマットの必要なし)
- マイクロSDカード付属(32GB)
- 夜間映像も鮮明に録画
- 200万画素
- 超広角レンズ(対角168度)
- 駐車監視録画(オプション別売 HDROP-14)
- 安全運転支援機能
セット内容
- フロントカメラ
- リヤカメラ
- 電源ケーブル(4メートル)
- リヤカメラケーブル(9メートル)
- マイクロSDカード(32GB Class10)
- 両面テープと脱脂クリーナー
電源の取り出し
今回はオプションの駐車監視録画機能を付けないので、アクセサリー電源のみを取り出します。
直接配線コード(別売り)は使用しないため、代わりに市販の電源ソケットを使用します。
(プラグロックタイプ)
エーモン 電源ソケット プラグロックタイプ
アクセサリー電源はセンターコンソール前部の電源ソケットから取ります。ソケットと言っても配線が隠れるようにパネルを外して裏から取ります。
まずセンターコンソール中央のゴムキャップを外します。
ゴムキャップを外すとトルクスねじ(T-20)が出てくるので外します。
トルクスねじ2か所を外すとコンソールパネル後部だけ外れます。
後部パネルを外すとトルクスねじ2本が出てくるので、これも外します。
トルクスねじを2本外したら、あとはクリップで止まっているだけなのでセンターコンソールパネルを取り外します。
電源ソケットの裏の部分にカプラーが見えますのでこの配線から電源を取ります。
電源ソケットのカプラーを外し、配線を分岐させます。(分岐タップを使用してもOK)
アースは助手席側のコンソール横のカーペットをめくるとアースポイントが出てくるので、共締めします。
アクセサリー電源とアースが取れたら用意した電源ソケットに差し込みます。
電源コードを助手席の引き出します。
フロントカメラの取り付け
助手席足元のパネルを外します。
助手席足元に電源コードを通していきます。(カーペット下に通すと楽です)
グローブボックス横のパネルを外します。
電源コードを助手席ピラーまで引き上げます。
助手席ピラーカバーの”AIRBAG”の部分を外します。(ロックの役割をしています。)
ピラーカバーの内側に配線を通します。
リヤカメラケーブルを通し終わるまでピラーカバーは外したままにしておきます。
ルーフの内張りの中に電源コードを押し込んでいきます。
フロントカメラをフロントガラスに貼り付けます。
リヤカメラの取り付け
リヤのピラーカバーを外し、りやカメラコードを通していきます。
助手席側のウエザーストリップを外し、ルーフの内張りの中にリヤカメラケーブルを通します。
リヤカメラケーブルをフロントピラーまで通したら、余ったケーブルを束ねて固定しておきます。
リヤカメラケーブルと電源コードをフロントカメラに差し込んで取り付け作業は終了です。
設定、カメラ調整、動作確認
取付が終わったらエンジンを掛け電源が入ることを確認します。
電源が入ったら画面を見ながらカメラの角度を調整します。
設定
基本的にはそのまま使用できますが運転支援機能などを使う場合、細かい設定が必要です。
- 日時設定:GPSを受信していれば自動的に設定されます。
- 運転支援機能:出荷時はそれぞれの支援機能がOFFの状態なので使用する場合はONにします。またその場合、キャリブレーションという道路の水平線と中央線を合わせる必要があります。( 先行者発進お知らせ、前方信号お知らせ、後続車接近お知らせ、ドライブサポートなど)
- 駐車録画設定:HDROP-14を使用して常時電源を取った場合のみ設定できます。(出荷時OFFの状態)
コメント