こんにちは。今回はホンダN-BOX(JF系)にETCを取り付ける手順を紹介します。
アタッチメント(ブラケット)を使用して純正位置に装着する方法を紹介しますので、興味がある方は是非参考にしてみてください。
純正位置に取り付けることで、見た目もスッキリし、運転中にも見やすい位置にETC車載器を設置することができます。
用意するもの
取付を行う前に用意するものは以下の通りです。
・ETC2.0 車載器
これから新品で取り付けるのであればETC2.0の車載器をおすすめします。
ETC2.0のメリット
- 料金精度: 事前に登録したルートに基づき正確な料金計算が可能。
- 通行スムーズ化: ルート事前登録により、料金所での停止をほとんど無くします。
- 情報提供: 交通情報や安全運転支援情報の提供が可能。
- 再入場制度: 一定時間内に同じインターチェンジで再入場すると料金が削減されます。
・アタッチメント(ブラケット)
純正位置に取り付けるための部品です。
必要な工具など
- プラスドライバー
- ニッパー
- プライヤー
- 配線の分岐タップ(電源の取り出しに使用)
- タイラップ(配線を固定するために使用)
ETC車載器の取付
ETC車載器の取付手順は以下の通りです。
- 運転席足元のパネルを外す
- ナビゲーション(オーディオ)を取り外す
- 電源(常時、アクセサリー、アース)の取り出し
- アンテナの取付
- ETC車載器本体の取付
ETC車載器の取付位置
純正取付位置に車載器を取り付けます。
ビルトインなので、見た目もすっきり取り付けられます。
運転席パネルの取り外し
運転席のパネルを外します。右端から外していきます。
すべてクリップで固定されていますので、引っ張れば外れます。
運転席左側のパネルも外していきます。
パネルに付いているスイッチのカプラーを外します。
中央のトレー部分を外します。
これで運転席のパネルが外れます。
ETC車載器本体の取付
ETC車載器の取付用の穴を塞いでいるカバーを外します。
ETC車載器に隙間埋め用のテープを巻きつけます。
アタッチメント(ブラケット)にETC車載器を両面テープで貼り付けます。
ETC車載器にツメなどの出っ張りがある場合は赤で囲った部分を切り取ります。
ETC車載器を運転席のパネルに固定します。
電源の取り出し
電源はナビゲーション(オーディオ)裏から取り出します。
ナビゲーションの取り外し
シフトロックを解除してシフトレバーを下げます。
エアコンスイッチパネルを外します。(クリップのみで固定されています)
エアコンスイッチパネルを外すとナビゲーション下のボルトが見えますので、2本外します。
ナビゲーションをオーディオパネルごと外します。
ナビゲーション(オーディオ)の配線から電源を分岐させます。
この車両は社外ナビが付いていたため、社外取付用の配線キットから電源を分岐しました。
- 常時電源・・・黄色 (車両側の配線色・・・緑)
- アクセサリー電源・・・赤色 (車両側の配線色・・・赤色)
- アース・・・黒色 (車両側の配線色・・・黒色)
アンテナの取付
アンテナはフロントガラス上部に取り付けます。
ETCアンテナをフロントガラスに貼り付けます。アンテナ線はルーフの内張りの中に押し込んで隠します。
ピラーカバー(車両フロント側の細い方)を外し、アンテナ線を通します。
運転席のパネルの取付
ナビゲーション本体の取付
セットアップ
取付作業が終わったら最後に車載器のセットアップをします。
セットアップは以下の場所で行えます。
- 自動車ディーラー
- カー用品店
- 自動車修理工場
- ETC取扱店(電装品を取り扱うお店など)
約2500円のセットアップ料がかかります。
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