ダイハツ ウェイク(LA700/710)のバッテリー交換、初期化(リセット)、メモリーバックアップ手順、アイドリングストップ警告灯が点灯したときの対処法を紹介します。
バッテリーサイズ
ダイハツ ウェイクはすべてのグレードで新車時M-42のバッテリーが搭載されています。
M-42のおすすめバッテリー
GSユアサ M-42 アイドリングストップ車用バッテリー
M-65のおすすめバッテリー
パナソニック M-65 アイドリングストップ車用バッテリー
バッテリー交換手順
以下の手順で交換します。
- イグニッションスイッチをOFF状態にする
- メモリーバックアップバッテリーを接続して電源を入れる。
- バッテリーマイナスターミナルを外す
- バッテリーステーを外す
- バッテリープラスターミナルを外す
- バッテリーを車両から取り外す
- 新品バッテリーを車両に取り付ける
- バッテリープラスターミナルを取り付ける
- バッテリーステーを取り付ける
- バッテリーマイナスターミナルを取り付ける
- メモリーバックアップバッテリーを外す
- パワーウインドウなどのリセット、初期化をする(バックアップバッテリーを使用しなかった場合)
メモリーバックアップ
イグニッションスイッチをOFFの状態にしておきます。
メモリーバックアップバッテリーは運転席足元にあるOBDカプラーに接続します。
メモリーバックアップバッテリーを接続して電源を入れます。この状態で交換作業に入ります。
おすすめのメモリーバックアップバッテリー
バッテリーの取り外し
バッテリーはエンジンルームに取り付けられています。
10㎜のナットを緩めてマイナスターミナルを外します。
マイナスケーブルがバッテリーステーに固定されているので、プライヤーなどでロック部分を縮めて外します。
10㎜のナットを緩めてプラスターミナルを外します。
10㎜のナットと10㎜のボルトを緩めて、バッテリーステーを外します。
古いバッテリーを車両から取り外します。
バッテリーの取付
新品バッテリーを車両に取り付けます。(バッテリーカバーを忘れずに取り付ける)
バッテリーを車両に載せたら取っ手を外します。
バッテリーステーを取り付けて10㎜のボルトとナットを締め付ける。
バッテリーステーのフック部分が確実に掛かっているか確認します。
プラスターミナルを取り付けて10㎜ナットを締め付けます。
マイナスターミナルを取り付けて10㎜ナットを締め付けます。
マイナスケーブルのクランプを取り付ける。
メモリーバックアップバッテリーの電源を切って、コードを外します。
初期化(リセット)作業
メモリーバックアップバッテリーを使用せずにバッテリーを交換した場合や、バックアップに失敗した場合は初期化(リセット)作業が必要になります。
パワーウインドウ
- パワーウインドウスイッチを操作して、運転席ガラスを全開させる
- パワーウインドウスイッチを操作して、ガラスを全閉させてそのままスイッチをUP状態で2秒以上保持する。
パワースライドドア
パワースライドドアを手動で全閉させる(全閉状態で作業した場合は不要)
スマートアシスト(ステアリング舵角センサー)
スマートアシスト初期学習中の場合メーターにレーザー停止14Eと表示されます。
この場合しばらく走行することで初期学習が完了し、表示も消えます。
エコアイドル警告灯が点滅している場合
エコアイドル(アイドリングストップ)の警告灯が点滅している場合は
- ECU-B(エンジンルーム内)10Aのヒューズと
- BACKUP(助手席グローブボックス内)の15Aのヒューズ
を1分以上取り外して取り付けます。
バッテリーの廃棄について
廃バッテリーは資源になるため、多少金額がかかるかもしれませんが、修理工場で引き取ってもらえると思います。定期点検や車検のついでにお願いしてみてください。
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