こんにちは!この記事では、トヨタヤリスおよび、ヤリスクロスのバッテリーサイズの選び方から交換手順、必要なメモリーバックアップの方法、そして交換後の初期化(リセット)作業まで、一歩一歩丁寧に解説します。
ヤリスとヤリスクロスでは、バッテリー交換手順が同じであるため、この記事で必要なすべてを学ぶことができます。
バッテリーサイズ
以下にヤリス、ヤリスクロスのバッテリーサイズの表を記します。
ヤリスのサイズ
ヤリスの場合1000㏄はLN1、それ以外はLN0を使用しています。
ヤリスクロスのサイズ
ヤリスの場合、全てのグレードでLN0を使用しています。
バッテリーサイズはバッテリー本体にも記載されています。(345が性能ランク。LN1がサイズ)
今回交換する車両は1000㏄のヤリスなのでLN1のバッテリーを用意しました。
LN0のおすすめバッテリー
GSユアサ 340 LN0 国産バッテリー
LN1のおすすめバッテリー
GSユアサ 355 LN1 国産バッテリー
バッテリー交換手順
交換手順の流れは以下の通りです。
- メモリーバックアップバッテリーを接続
- バッテリーを取り外す
- バッテリーを取付
- 交換後の初期化(リセット)作業
メモリーバックアップ
イグニッションオフの状態にしておきます。
メモリーバックアップバッテリーは運転席足元のOBDカプラーに接続します。
メモリーバックアップバッテリーのコードを差し込み電源を入れます。
カーメイトメモリーキーパー(単4アルカリ乾電池6本使用)
バッテリーの取り外し
バッテリーはエンジンルームに取り付けられています。
12㎜のボルトを緩めて、バッテリーステーを外します。
バッテリーステーは特殊な形をしています。
10㎜のナットを緩めてマイナスターミナルを外します。
10㎜のナットを緩めて、プラスターミナルを外します。
古いバッテリーを車両から取り外します。
バッテリーの取付
新品のバッテリーを車両に載せます。
プラスターミナルを取り付けて10㎜のナットを締め付けます。
マイナスターミナルを取り付けて10㎜ナットを締め付けます。
バッテリーを矢印の方向に(端)に寄せます。
バッテリーステーを取り付けて12㎜ボルトを締め付けます。
メモリーバックアップバッテリーの電源を切ってコードを抜きます。
初期化(リセット)手順
交換作業の際、メモリーバックアップバッテリーを使用しなかったり、バックアップに失敗した場合、初期化(リセット)が必要です。
ステアリング舵角センサー
- エンジンを始動する
- ステアリングを左右にいっぱいに切る
バックドア
- 運転席ドアのスイッチかスマートキーでドアアンロックさせる。
バッテリーの廃棄について
廃バッテリーは資源になるため、多少金額がかかるかもしれませんが、修理工場で引き取ってもらえると思います。定期点検や車検のついでにお願いしてみてください。
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