トヨタ アクア 補機バッテリー交換 バックアップ リセット手順 サイズ

バッテリー

今回は、トヨタ アクア(NHP10)の補機バッテリー交換の手順を分かりやすく解説します。

この記事では、アクアのバッテリーサイズの選び方、メモリーバックアップの重要性、バッテリーの取り外しと取り付けの手順、そして交換後のリセットや初期化の方法について詳しく説明していきます。

バッテリー交換は複雑に思えるかもしれませんが、正しい知識とツールがあれば、DIYも十分可能です。この記事が、アクアオーナーの皆様のメンテナンス作業をサポートし、より長く愛車との良好な関係を維持するお手伝いができれば幸いです。

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バッテリーサイズ

トヨタアクア(NHP10)の補機バッテリーサイズはLN0S34B20Rの2種類あります。

2017年(平成29年)6月以降のトヨタ アクア(NHP10)モデルでは、バッテリーサイズがLN0に変更されました。それ以前のモデルではS34B19Rサイズのバッテリーが使用されていました。
新車装着の純正バッテリーです。GSユアサの335LN0が付いていました。
335は性能ランク、LN0がサイズです。

LN0のおすすめバッテリー

GSユアサ 340LN0 ECO-Rバッテリー

2017年(平成29年)6月以前のアクアでは、34B20Rサイズのバッテリーが使用されています。

GSユアサ 34B20R トヨタハイブリッド車用 補機バッテリー

バッテリーの交換手順

補機バッテリーの交換手順は以下の通りです。

  1. イグニッションOFFの状態にする
  2. メモリーバックアップバッテリーを接続して電源を入れる
  3. バッテリーステーを取り外す
  4. マイナスターミナルを外す
  5. プラスターミナルを外す
  6. バッテリーを車両から取り外す
  7. 新品のバッテリーを車両に取り付ける
  8. プラスターミナルを取り付ける
  9. マイナスターミナルを取り付ける
  10. バッテリーステーを取り付ける
  11. メモリーバックアップバッテリーの電源を切って外す

メモリーバックアップ

イグニッションOFFの状態にしておきます。

メモリーバックアップバッテリーは運転席足元にあるOBDカプラーに接続します。

メモリーバックアップバッテリーのコードを差し込み電源を入れます。

おすすめのメモリーバックアップバッテリー

カーメイト メモリーキーパー(単4アルカリ乾電池6本使用なのでバッテリー劣化の心配なし) 

バッテリーの取り外し

補機バッテリーはリヤシートの下に取り付けられています。

バッテリーを取り外すにはシート下のカバーを外す必要があります。

リヤシートを外す必要はありません。
カバーを外すと、バッテリーが見えます。
バッテリー下部にステーが付いていますので、12㎜のボルトを緩めて外します。
10㎜のナットを緩めてマイナスターミナルを外します。
10㎜のナットを緩めてプラスターミナルを外します。
古いバッテリーを手前に引き出します。

バッテリーの取付

古いバッテリーに付いていた、ビニールカバーを新品に付け替えます。

新品バッテリーをシート下に取り付けます。

プラスターミナルを取り付けて10㎜ナットを締め付けます。

マイナスターミナルを取り付けて10㎜ナットを締め付けます。

バッテリーステーを取り付けて、12㎜のボルトを締め付けます。

リヤシート下のカバーを取り付けます。

プッシュリベットを取り付ける前に、真ん中の部分を持ち上げておきます。

プッシュリベットを差し込み、真ん中の部分を押し込みます。

 

メモリーバックアップバッテリーの電源を切ってコードを抜きます。

初期化(リセット)手順

メモリーバックアップバッテリーを使用せずに交換した場合や、バックアップに失敗した場合は初期化(リセット)作業が必要になります。

バックドア

運転席ドアのスイッチスマートキーでドアアンロックさせる。

ステアリング舵角センサー

  1. エンジンを始動する(READY状態にする)
  2. ステアリングを左右にいっぱいに切る

バッテリーの廃棄について

廃バッテリーは資源になるため、多少金額がかかるかもしれませんが、修理工場で引き取ってもらえると思います。定期点検や車検のついでにお願いしてみてください。

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