スバル レガシィ ツーリングワゴン5代目BM/BR系のバッテリー交換、メモリーバックアップ、
バッテリーサイズ、初期化(リセット)手順を紹介します。
スバル レガシィは大きいサイズのバッテリーを使用しているため交換となると整備費用が高くつきます。
アイドリングストップ車は専用バッテリーのため、さらに高額になります。
ですが、レガシィは比較的簡単に交換できるので、自分で交換すれば整備費用を安く抑えられます。
バッテリーサイズ
レガシィ ツーリングワゴンのバッテリーサイズは、標準車かアイドリングストップ車で異なります。
標準車
-
75D23R(75が性能ランク、D23Rがサイズ)
サイズは同じ物、性能ランクは75以上のバッテリーを選びます。
標準バッテリーのおすすめ
アイドリングストップ車
サイズ、端子位置は同じ物、性能ランクは85以上のバッテリーを選びます。
アイドリングストップ車用バッテリーのおすすめ
パナソニック製Q-105R
バッテリーの交換手順
バッテリーの交換手順は以下の通りです。
- キーをOFFの状態にする
- メモリーバックアップバッテリーを接続する
- マイナスターミナルを取り外す
- プラスターミナルを取り外す
- バッテリーステーを取り外す
- バッテリーを車両から取り外す
- 新品バッテリーを車両に取り付ける
- バッテリーステーを取り付ける
- プラスターミナルを取り付ける
- マイナスターミナルを取り付ける
- メモリーバックアップバッテリーを取り外す
メモリーバックアップ
イグニッション(キー)をOFFの状態にします。
運転席足元にあるOBDカプラーにメモリーバックアップバッテリーを接続します。
接続したらメモリーバックアップバッテリーの電源を入れます。
バッテリーの取り外し
バッテリーはエンジンルームに取り付けられています。
10mmのナットを緩めてマイナスターミナルを外します。
バッテリーステーに取り付けられている配線クランプを外します。
10mmソケットレンチなどで左に回すと取れます。
バッテリーの取付
新品のバッテリーを車両に取り付けます。
バッテリーステーを取り付けて10mmナットを締め付けます。
プラスターミナルを取り付けて10㎜ナットを締め付けます。
マイナスターミナルを取り付けて10㎜ナットを締め付けます。
バッテリーステーに配線クランプを取り付けます。(回さず押し込みます)
メモリーバックアップバッテリーのコードを抜きます。
初期化(リセット)
メモリーバックアップバッテリーを使用しなかった場合やバックアップに失敗した場合は初期化(リセット)作業が必要です。
パワーウインドウ
- イグニッションONにする
- 運転席のドアガラスを半分以上開ける
- パワーウインドウをUP方向に作動させ、全閉停止してから3秒以上保持する
電子スロットル
- イグニッションONにする
- 10秒待つ
ECUリセット
- エンジンを始動する
- 無負荷状態で完全暖気する
バッテリーの廃棄について
廃バッテリーは資源になるため、多少金額がかかるかもしれませんが、修理工場で引き取ってもらえると思います。定期点検や車検のついでにお願いしてみてください。
コメント