ハイエース 200系 バッテリー交換手順 リセット(初期化) サイズ

バッテリー

今回はハイエース(200系)のバッテリー交換リセット(初期化)メモリーバックアップ手順を紹介します。

ハイエース(200系)は大きめのバッテリーを搭載しているため、交換となると整備費用が高額になります。

ですが交換作業は比較的簡単なので自分で交換すれば整備費用を安く抑えられます。

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バッテリーサイズ

ハイエース(200系)のバッテリーサイズは

  • 55D23R
  • 85D26R

型式によって、2種類のバッテリーを使用しています。

バッテリーサイズの確認方法

バッテリーは助手席シート下のエンジンルーム横に取り付けられています。

助手席シートのロックを外し、上にあげるとバッテリーが見えます。

 

バッテリーに記載されているサイズを確認します。

  • D23R・・・性能ランク55以上のバッテリーを選ぶ(75D23R,80D23R,85D23R,100D23Rなど)
  • D26R・・・性能ランク85以上のバッテリーを選ぶ(85D26R,95D26R,110D26R,125D26Rなど)

D23Rの場合

パナソニック製 100D23R 

D26Rの場合

パナソニック製 125D26R 

寒冷地仕様の車両はバッテリーを2個使用している場合があります。運転席後ろのカバーを外し、バッテリーが取り付けられているか確認します。2個取り付けられている場合は同時に交換します。
運転席後ろのカバーを外してバッテリーが取り付けられているか確認します。

バッテリー交換手順

バッテリーの交換手順は以下の通りです。

  1. イグニッション(キー)OFFの状態にする
  2. メモリーバックアップバッテリーを接続して電源を入れる
  3. マイナスターミナルを外す
  4. プラスターミナルを外す
  5. バッテリーステーを取り外す
  6. バッテリーを車両から取り外す
  7. 新品のバッテリーを車両に取り付ける
  8. プラスターミナルを付ける
  9. マイナスターミナルを付ける
  10. バッテリーステーを取り付ける
  11. メモリーバックアップバッテリーの電源を切って外す

メモリーバックアップ

イグニッションOFFの状態にしておきます。

運転席足元にあるOBDカプラーにメモリーバックアップバッテリーを接続します。

コードを繋いだらメモリーバックアップバッテリーの電源を入れます。

おすすめのメモリーバックアップバッテリー

カーメイトメモリーキーパー(単4アルカリ乾電池6本使用)

バッテリーの取り外し

助手席シートのロック(金具)を2か所外します。

助手席シートを持ち上げ固定します。

10mmのナットを緩めてマイナスターミナルを外します。

配線が邪魔でプラスターミナルが外せない場合は先に12㎜のナットを緩めて外しておきます。

10mmのナットを緩めてプラスターミナルを外します。

配線クランプがある場合は外します。

10mmナットを緩めてバッテリーステーを外します。

バッテリーを車両から取り外します。

バッテリーの取付

新品のバッテリーを車両に取り付けます。

プラス、マイナスの向きに注意します。
バッテリーステーを取り付けて10mmナットを締め付けます。
プラスターミナルを取り付けて10mmナットを締め付けます。
配線を取り付けて12mmナットを締め付けます。
配線をクランプします。
マイナスターミナルを取り付けて10mmナットを締め付けます。
バッテリーの取付が終わったらメモリーバックアップバッテリーの電源を切ってコードを抜きます。

初期化(リセット)方法

メモリーバックアップバッテリーを使用せずに交換した場合や、バックアップに失敗した場合は初期化(リセット)作業が必要になります。

パワーウインドウ

  1. ドアガラスを半分以上下げる
  2. パワーウインドウをUP方向に作動させ、全閉停止してから5秒以上スイッチを保持する

ステアリング舵角センサー

  1. エンジンを始動する
  2. ステアリングを左右にいっぱいに切る

パワースライドドア

  1. スライドドアを手動で全閉する

バッテリーの廃棄について

廃バッテリーは資源になるため、多少金額がかかるかもしれませんが、修理工場で引き取ってもらえると思います。定期点検や車検のついでにお願いしてみてください。

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