ワゴンR(MH23Sモデル)に搭載されている純正オーディオを社外ナビゲーションシステムに交換する方法についてご紹介します。
初めて見た時には、社外のオーディオに交換することが難しいように感じるかもしれません。
しかし、2DINサイズのオーディオパネルを用意すれば、交換作業は思ったよりも簡単に行うことができます。
この方法を用いれば、純正オーディオから社外ナビにスムーズに変更することが可能です。
準備する物
ワゴンR(MH23Sモデル)に社外ナビゲーションシステムを取り付ける際に必要な物品は、以下の3点です。
- 2DIN用オーディオパネル – 純正オーディオを社外ナビに交換するために必要なパネルです。
- 社外ナビ取り付け用変換ハーネス – 純正の配線と社外ナビの接続を可能にするハーネスです。
- 社外ナビゲーション本体(2DINサイズ) – 新しいナビゲーションシステムのメインユニットです。
パナソニック ストラーダ2DIN カーナビゲーションCN-HE01D
純正オーディオの取り外し
純正オーディオの取り外しと交換方法について、以下の手順で説明します。
純正のオーディオはパネルと一体化しているため、まずはこのパネルを取り外す必要があります。
この作業には、2DINサイズのナビが取り付けられるように、パネルとブラケットも交換します。
今回は社外品ではなく純正の中古品をネットオークションで用意しました。
最初に、オーディオの上部パネルを取り外します。内張り外しツールを使用してパネルを浮かせることもできますが、表面を傷つけないように注意してください。
傷を避けるために、私はスマートフォンスタンド用の吸盤を使用しました。
ビスを3本外した後、残りはクリップで固定されています。内張りはがしツールなどを使用して、パネルを浮かせて外します。もし固い場合は、上部のブラケットをドライバーでこじって外します。
外れたらカプラとアンテナを外します。
この手順に従えば、純正オーディオの取り外しと交換がスムーズに行えるはずです。
社外ナビの取付
社外ナビの取り付け方法について、以下の手順で説明します。
まずは、社外ナビ取り付け用のハーネスキットを用意します。
エーモン オーディオ、ナビ取付配線キット スズキ車用
配線の接続方法
配線キットには通常、左の小さいカプラー(社外ナビ取り付け用変換カプラー)と右の電源やスピーカーの配線が含まれています。
左の小さいカプラー(社外ナビ取り付け用の変換カプラー)は車速、バック、パーキングブレーキ信号です。
右は電源やスピーカーの配線です。(社外ナビ取り付け用の変換カプラーを使います。)
配線接続の詳細: カプラーの配線は以下の通りです:
小さいカプラー
- ピンク色 車速信号
- 紫色 バック信号
- 若草色 パーキングブレーキ信号(走行中テレビを映す場合はアースに繋ぐ)
大きいカプラー
- 黄色 常時電源
- 赤色 アクセサリー電源
- オレンジ色 イルミネーション電源
- 青色 アンテナコントロール電源
- 黒色 アース(車両の金属部分かオーディオブラケットに繋げてもOKです。)
- 白色 左フロントスピーカー +
- 白/黒色 左フロントスピーカー -
- 灰色 右フロントスピーカー +
- 灰/黒色 右フロントスピーカー -
- 緑色 左リヤスピーカー +
- 緑/黒色 左リヤスピーカー -
- 紫色 右リヤスピーカー +
- 紫/黒色 右リヤスピーカー -
地デジアンテナの取り付け
地デジのアンテナを付けます。今回は中古のナビを取り付けますので、フィルムアンテナだけ別で用意します。
アンテナフィルムはフロントガラスに貼り付けます。
フィルムアンテナはフロントガラスに貼り付け、配線はピラーカバーの中を通してフロントガラス上部に持っていきます。
GPSアンテナの取付
GPSアンテナはダッシュボード上に取り付けます。配線はグローブボックスを取り外して通すと簡単です。
ナビのパネルとブラケットへの取り付け
ナビを新しく用意したパネルとブラケットに取り付けます。
ナビを取り付けたら、取り付け作業は完成です。
特に特殊な工具や材料は使わないので、DIYも十分可能だと思います。
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