車のオイル交換を自分で DIY ジャッキアップしないで交換

DIY
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エンジンオイルの交換は車をメンテナンスする上で重要な項目で通常6か月または5000kmごとの交換が必要です。(オイルエレメントは10000kmごと)

エンジンオイルは走行距離が少なくても時間が経つと劣化しますので定期的な交換が必要です。
今回はステップワゴン(RK5)のエンジンオイルをジャッキアップせずに自分で交換する方法を紹介します。
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エンジンオイル交換は意外と時間がかかる

オイル交換の実際の作業時間は20~30分くらいですが、カー用品店や修理工場にお願いすると混んでいて待ち時間が1時間以上掛かったり、その場所に移動したり予約する手間がかかったりします。

ですのでエンジンオイル、エレメントの交換は2年ごとの車検と1年ごとの定期点検で修理工場に出した時についでに交換してもらうと効率的です。

 車検時・・・エンジンオイルとオイルエレメント交換(修理工場

 半年又は5000km時・・・エンジンオイルのみ交換(自分で交換

 1年定期点検時・・・エンジンオイルとオイルエレメント交換(修理工場

 半年又は5000km時・・・エンジンオイルのみ交換(自分で交換

このように車検と定期点検の中間(半年)の時期に自分で交換すればお金と時間の節約になります。

エンジンオイル交換方法 ,手順

エンジンオイル交換は上抜きと下抜き、2種類の方法がありますが、実際の整備工場では下抜きがほとんどです。
今回は下抜きで交換します。
メリットとしては簡単に抜けるところですね。
ドレンプラグさえ外せばほぼ全量確実に抜けますし道具も少なくて済みます。

実は私もエンジンオイルを上抜きで交換したことがありません。

だいたいの手順はこんな感じです。

 

  1. ボンネットを開ける
  2. エンジンオイルのフィラーキャップを緩めて取り外す
  3. ハンドルを右にいっぱいに切る
  4. 廃油ボックスを用意する
  5. エンジンオイルのドレンプラグを緩める
  6. エンジンオイルを抜く
  7. 抜き終わったら新品のドレンパッキンに交換してドレンプラグを締める
  8. オイルの4L缶にノズルを取り付ける
  9. エンジンオイルを注入口から入れる
  10. オイル量を確認する

それでは実際に交換します。

用意する物

  • エンジンオイル4リットル缶
  • オイルノズル(缶に取り付けるタイプ)
  • 廃油ボックス(4.5リットル)
  • ドレンパッキン(新品)
  • ウエス(ティッシュでもOK
  • メガネレンチ(14-17m)
  • パーツクリーナー(オイルエレメントを交換しなければ不要)

カストロールの部分合成油 粘度5W-30 

ほとんどの車種がこの粘度を買えばOKだと思います。

2,000円以下で買えました。

廃油ボックスです。(200~300円)

少し大きめを買うと良いと思います。

メガネレンチ(14-17m)

安物でOKです。

ホンダのドレンプラグは17ミリです。

ドレンパッキン。ホンダ用です。

オイルノズルです。

オイルの缶に直接取り付けるタイプです。

これがおすすめですね。オイルジョッキのように場所をとりません。

パーツクリーナーです。

オイルをこぼしてしまったり、汚した場合のみ使います。

エンジンオイルの抜き取り

まずボンネットを開けます。

エンジンルームが見えます。

エンジンを掛けてハンドルを右にいっぱいに切ります。

(ハンドルを切ったらエンジンを止めます)

エンジンオイルのフィラーキャップを緩めて外します。

メガネレンチを使って緩めます。

右に切ったタイヤの隙間から手を入れます。

手で緩むくらいにしてドレンプラグはまだ付けたままにしておきましょう。

廃油ボックスをセットしてドレンプラグを外す。

地面にこぼさないように注意しましょう。

は多少汚れてもOKにしましょう。駐車場にこぼすと後処理が大変!

抜けたら新品のドレンパッキンを付けてドレンプラグを取り付ける。

新品のドレンパッキン

ドレンプラグを締め付けます。

締めすぎ注意!

ドレンに付いている廃油をティッシュペーパーなどで拭きます。

エンジンオイルの注入

缶にノズルをセットしてオイルを入れる。

缶のフタを開けます。(ドライバーなどでこじる)

ノズルを缶にセットする。

オイルを入れます。(とりあえず3.5リットルぐらい)

こぼさないように。

ノズルが外れないように注意!

オイルを入れ終わったら、フィラーキャップを取り付ける。

オイル量の点検

レベルゲージのアッパーレベル付近になるように調整しましょう。

基本は

  • エンジンを暖気する
  • エンジンを止める
  • オイルがオイルパンに落ちるまでしばらく待つ
  • レベルゲージで量を確認

なのですが、実際は

  1. エンジンを掛けてすぐ止める。(エレメントを交換したときは特に。エレメントにオイルを循環させると量がけっこう変わります。)
  2. レベルゲージで点検する。

こんな感じです。

整備工場の現場でもこのような点検方法です。

暖気とかしてたら時間かかりますしね。

これで交換作業は終了です。

廃油の処理

廃油ボックスの袋をしっかり縛ります。

地域のルールに従って適切に処分しましょう。

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