トヨタ カムリHV 70系 バッテリー交換 初期化リセット手順

バッテリー

トヨタカムリハイブリッドの補器バッテリー交換方法、初期化(リセット)手順を紹介します。

バッテリーはトランク(ラゲッジルーム)に搭載されています。

特に作業が難しいことはなく比較的簡単に交換できます。

ハイブリッド車と言っても補機バッテリーの交換作業方法はガソリンエンジン車と変わりません。
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用意するバッテリー

トヨタカムリハイブリッド(70系)はすべてのグレードでバッテリーサイズLN2です。

新車時に搭載されているバッテリーサイズは355 LN2でした。

  • 355は性能ランク
  • LN2はバッテリーの大きさです。

交換するバッテリーの性能ランクは355以上の物を用意します。

LN2のおすすめバッテリー

GSユアサの375 LN2バッテリーです。

パナソニックの370 LN2です。 今回はこのバッテリーを使用します。

バッテリー交換手順

以下の手順で交換します。

  1. キースイッチをOFF状態にする
  2. メモリーバックアップバッテリーを接続して電源を入れる
  3. バッテリーステーを外す
  4. バッテリーマイナスターミナルを外す
  5. バッテリープラスターミナルを外す
  6. バッテリーを車両から取り外す
  7. 新品バッテリーを車両に取り付ける
  8. バッテリープラスターミナルを取り付ける
  9. バッテリーマイナスターミナルを取り付ける
  10. バッテリーステーを取り付ける
  11. メモリーバックアップバッテリーを外す
  12. ステアリング舵角センサーの初期化(リセット)をする(バックアップしなかった場合)

メモリーバックアップ

キースイッチをOFF状態にします

メモリーバックアップバッテリーのコードをOBDカプラーに差し込み電源を入れます。

OBDカプラーは運転席足元にあります。
メモリーバックアップバッテリーの電源を入れます。

おすすめのメモリーバックアップバッテリー

カーメイトメモリーキーパー(単4アルカリ乾電池6本使用)

バッテリーの取り外し

トランク(ラゲッジルーム)右端のボードを外します。

ガス抜きホースとバッテリーステーを外します。

ガス抜きホースは引っ張れば簡単に抜けます。

12㎜のソケット長めのエクステンションバーを使用してバッテリーステーを外します。

バッテリーステーはこのような形をしています。

10㎜のナットを緩めてマイナスターミナルを外します。

10㎜のナットを緩めてプラスターミナルを外します。

取っ手を持ちバッテリーを車両から取り外します。

バッテリーの取付

新品のバッテリーを用意します。

新品バッテリーを車両に取り付けます。(車両に載せたら矢印の方向に寄せます)

プラスターミナルを取り付けて10㎜ナットを締め付けます。

マイナスターミナルを取り付けて10㎜ナットを締め付けます。

バッテリーステーを取り付けて12mmボルトを取り付けます。

ガス抜きホースをバッテリーに差し込みます。

バッテリーの取付完了。最後にバッテリー上のボードを取り付けます。

メモリーバックアップの電源を切りコードを抜きます。

初期化(リセット)手順

メモリーバックアップを使用せずにバッテリーを交換した場合はステアリング舵角センサーの初期化設定(リセット)が必要になります。

ステアリングセンサー0点取得

  1. READY ONにする
  2. ゆっくり左右1回転のステアリング操作を2,3回行う
  3. メーター車速35km/h以上で5秒以上直進走行する

ステアリングセンサ舵角中立点記憶

  1. エンジン(ハイブリッドシステム)を始動する
  2. 平坦路で左右両側にステアリングをいっぱいに切る

ステアリングセンサー0点補正

  1. エンジン(ハイブリッドシステム)を始動する
  2. メーター車速35km/h以上で5秒以上直進走行する
  3. イグニッションOFFにする

ハイブリッド車の補機バッテリーとは?

ハイブリッド車の補機バッテリーとは、ハイブリッドシステムの一部であり、主にハイブリッドシステムを起動するために必要な電力を供給するバッテリーです。ハイブリッド車には、主にモーター駆動用の高電圧バッテリーと、補機用の低電圧バッテリーの2つのバッテリーが搭載されています。

補機バッテリーは、車両の電装品やインテリアなどの電力を供給するためにも使用されます。補機バッテリーは、モーター駆動用の高電圧バッテリーとは異なり、車両の12Vシステムに接続されているため、通常の自動車のバッテリーと同じように交換が可能です。

バッテリーの廃棄について

廃バッテリーは資源になるため、多少金額がかかるかもしれませんが、修理工場で引き取ってもらえると思います。定期点検や車検のついでにお願いしてみてください。

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