自動車を所有する上で大きな出費となるのがメンテナンス費用ですが、今回は特に費用の掛かる
バッテリーの交換を紹介したいと思います。
バッテリー交換といっても現在の車はハイブリッド車、アイドリングストップ車、充電制御車
など種類がたくさんあり、それによって値段がかなり違います。
ただでさえ高額なバッテリーを2個も使用している車両もあるので、ディーラーなどで
交換すると60000円以上かかることもあります。
ですが、インターネットで購入すると格安で購入できます。
ですので高額なバッテリーほど自分で交換することをオススメします。
バッテリーはどうやって選べばいい? バッテリーサイズの調べ方
バッテリーを自分で選ぶといっても種類が多すぎてどれを選べばいいか分からないと思います。
メーカーの適合票のの様なものを見てもいいですが、細かくて分かりずらいですし、
間違って注文してしまう場合があります。
というわけで、一番簡単で間違えない方法を説明します。それは
”自分の車に付いているバッテリーのサイズを見て同じものを注文する” ことです。
バッテリーの種類、サイズ
自動車のバッテリーは大きく分けて4種類あります。
- 標準バッテリー
- 充電制御車バッテリー
- アイドリングストップ車用バッテリー
- ハイブリッド車用バッテリー
自分の車がどのバッテリーを使用しているのかは、なかなか車の知識がないとわからないものです。
例えばホンダのハイブリッド車の場合ハイブリッド車用のバッテリーではなく、
充電制御車用のバッテリーを使用しています。ですので自分の車に今付いているサイズを確認するこ
とが重要です。
写真はC27セレナのバッテリーで、アイドリングストップ用を2個使用しています。
四角で囲んだ場所にバッテリーの型式が書いてあります。
バッテリーステーで隠れている部分がありますが
S-95 と K-42が付いていますので、これと同じものを注文すればいいわけです。
パナソニック製の場合K-42 というサイズ設定が無いためM-65とS-115でOKです。
バッテリー型式の見方
標準、充電制御車用バッテリーの型式
アイドリングストップ車用バッテリーの型式
端子の位置はRのみ表示。Lの場合は表示なしです。
ハイブリッド車用バッテリーの型式(トヨタ車)
トヨタプリウスのバッテリーです。室内に取り付けられているため排気構造が違います。
国産車用EN規格(50系プリウス、12系、13系ノートなど)
50系プリウスのバッテリーです。345LN1が付いています。
バッテリーの交換手順
バッテリーの交換はそれほど難易度が高くないですが、いくつか注意が必要なので
説明したいと思います。
- エンジンキーはOFFの状態にする
- メモリーバックアップ用のバッテリーを接続する(OBD端子)
- バッテリーのマイナス端子を外す
- バッテリーのプラス端子を外す
- バッテリーステーを外す
- 古いバッテリーを取り出す
- 新しいバッテリーを取り付ける
- バッテリーのプラス端子を取り付ける
- バッテリーマイナス端子を取り付ける
- バッテリーステーを取り付ける
- メモリーバックアップ用のバッテリーを外す
以上の手順で交換します。
メモリーバックアップの方法
バッテリーの交換 (スバル レガシィ)
- マイナスターミナル
- プラスターミナル
- バッテリーステー
の順番で外します。
- バッテリーステー
- プラスターミナル
- マイナスターミナル
の順番で取り付けます。
まとめ
バッテリー交換は必要な道具を揃えれば、それほど難しい作業ではありません。道具も高価なものではないので、それを差し引いてもインターネットで購入したほうがお得になります。
ただし取り付け方を間違えると車に重大な損傷を及ぼす場合があります。
注意点をまとめました。
- エンジンキーはオフの状態で交換する(バックアップバッテリーはオフの状態で繋ぐ)
- マイナス端子から外す(ショートさせないため)
- プラス、マイナスを逆に繋がない(オルタネーター、コンピュータを破損させる場合がある)
- バッテリーステーを確実に取り付ける(取付が緩いと走行中動いてしまう)
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