こんにちは。今回は、スズキ・ソリオのバッテリー交換方法を紹介します。
サイズ選びから交換手順、リセット作業、メモリーバックアップ方法まで、初心者の方でも安心して作業できるように詳しく解説していきます。
バッテリーサイズ
スズキ・ソリオの新車時に搭載されているバッテリーサイズは、アイドリングストップ車およびハイブリッド車が「N-55」、標準ガソリン車が「46B24L」です。
| 型式 | 年式 | タイプ | 新車時バッテリーサイズ | 適合バッテリーサイズ |
|---|---|---|---|---|
| 2代目 MA15S | 2011年〜2016年 | ISS(アイドリングストップ) | N-55 | N-75 |
| 2代目 MA15S | 2011年〜2016年 | 標準ガソリン車 | 46B24L | 70B24L |
| 3代目 MA26S/36S/46S | 2015年〜2020年 | ハイブリッド(HV) | N-55 | N-75 |
| 3代目 MA26S/36S/46S | 2015年〜2020年 | 標準ガソリン車 | 46B24L | 70B24L |
| 4代目 MA27S/37S/47S/D7S | 2020年〜2025年 | ハイブリッド(HV) | N-55 | N-75 |
| 4代目 MA27S/37S/47S/D7S | 2020年〜2025年 | 標準ガソリン車 | 46B24L | 70B24L |
<補足説明>
-
ISS:アイドリングストップシステム搭載車
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HV:マイルドハイブリッド車
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「N-55 → N-75」や「46B24L → 70B24L」は、容量アップ対応のバッテリーサイズです。交換する際は、上位モデルがおすすめです。
HV(ハイブリッド車)ISS(アイドリングストップ車)のおすすめバッテリー
標準ガソリン車のおすすめバッテリー
メモリーバックアップ
バッテリー交換作業に入る前に、メモリーバックアップ用のバッテリーを接続します。
メモリーバックアップバッテリーを接続せずにバッテリーを交換すると、日時設定やパワーウィンドウの初期化、各種学習データがリセットされてしまう可能性があります。
メモリーバックアップバッテリーは、運転席足元にあるOBDカプラーに接続します。
メモリーバックアップバッテリーを接続して、電源を入れます。
バッテリーの取り外し
8mmのナットを緩めて、バッテリーステーを外します。
10㎜のナットを緩めて、マイナスターミナルを外します。
10㎜のナットを緩めて、プラスターミナルを外します。
古いバッテリーを取り外します。
バッテリーの取付
新品バッテリーを取り付けて、取っ手を外します。
プラスターミナルを取り付けて、10㎜ナットを締め付けます。
マイナスターミナルを取り付けて、10㎜ナットを締め付けます。
バッテリーステーを取り付けて、8㎜のナットを締め付けます。
メモリーバックアップバッテリーの電源を切り、外します。
バッテリー交換後のリセット(初期化)作業
交換作業の際、メモリーバックアップバッテリーを使用しなかったり、バックアップに失敗した場合、初期化(リセット)作業が必要です。
パワーウインドウ
- イグニッションONにする
- 運転席のドアガラスを全開にする
- パワーウインドウをUP方向に作動させ、全閉停止してから約3秒スイッチを保持する
バッテリーの廃棄について
廃バッテリーは資源になるため、多少金額がかかるかもしれませんが、修理工場で引き取ってもらえると思います。定期点検や車検のついでにお願いしてみてください。














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