こんにちは。今回は、2025年式スズキ・エブリーに日本製の2カメラタイプのドライブレコーダーを取り付ける手順をご紹介します。
純正のシガーソケットは使わず、オーディオ裏から電源を取り出す方法を解説。
今回取り付ける車両は、ディスプレイオーディオが標準装備されており、まだ情報が少ない車両ですが、検電テスターを使って確実に電源を取り出す方法をご紹介します。
おすすめの2カメラドライブレコーダー
今回おすすめするドライブレコーダーは、コムテックのHDR965GWです。
このモデルは直接配線タイプのため、シガープラグが付属しておらず、車両側から直接電源を取る必要があります。
直接配線コード付きのドライブレコーダーを選んだ場合、シガープラグが付属しておらず、車両側から直接電源を取る必要があります。
通常のシガーソケット給電タイプとは異なり、ナビ裏やオプションカプラー、ヒューズボックスなどからアクセサリー電源・常時電源を取得して接続する方式となります。
2カメラドライブレコーダー取付手順
取付手順の大まかな流れは以下の通りです。
- 電源の取り出し
- フロントカメラの取付
- リヤカメラの取付
- 動作確認
この順番で作業を進めていきます。
電源の取り出し
電源の取り出しは、ディスプレイオーディオ裏から行います。
カプラーの形状は、従来のナビゲーションとは異なっており、まだ情報が少ないため、検電テスターを使用してアクセサリー電源(ACC)と常時電源(BATT)を探します。
ディスプレイオーディオ本体を外すため、オーディオパネルを外します。
ディスプレイオーディオを固定しているビスを4本外します。
一番大きなカプラーから電源を取り出します。
水色の配線:アクセサリー電源
白色の配線:常時電源(駐車監視録画機能を使う場合)
アースはオーディオのブラケットまたは車両の金属部分に接続します。
分岐タップ(エレクトロタップ)を使用すると、簡単に電源が取り出せます。
フロントカメラの取付
フロントカメラはフロントガラス上部の助手席側に取り付けます。
電源配線は、オーディオ裏から取り出し、グローブボックス裏を通して、助手席側のAピラー内を経由し、フロントガラス上部まで引き回して、フロントカメラへ接続します。
リヤカメラの取付
リヤカメラはバックドアガラスの上部中央に取り付けます。
バックドアガラス上部には、配線をドア内に引き込む穴がないため、配線はガラスの端に沿わせて目立たないようにクリップなどで固定しながら這わせます。
その後、バックドアの内張内へ配線を引き込み、バックドア内部を通して蛇腹ゴム内に配線を通し、車内側へ引き込みます。
リヤカメラの配線は、バックドアから蛇腹ゴムを通して室内に引き込みます。
その後、ルーフライニング(天井内張り)の内側を通してフロント側まで配線を引き回し、フロントガラス上部に取り付けたフロントカメラへ接続します。
動作確認
すべての配線作業が完了したら、最後にドライブレコーダーの動作確認を行います。
まずエンジンをONにして、フロントカメラ・リアカメラの電源が入り、モニターに映像が表示されるかを確認します。
前後カメラが正しく録画されているか、SDカードが認識されているかもチェックしましょう。
コムテック HDR965GW は、初期設定の状態でも基本的な録画・保存機能は問題なく動作するため、特に細かい設定を変更しなくてもすぐに使用できます。
必要に応じて、画質設定や音声録音の有無、駐車監視のON/OFFなどをメニューから調整すればOKです。
録画データがしっかり保存されていることを確認すれば、取付作業はすべて完了です!
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