こんにちは。今回はこのVN5型レヴォーグに、前後2カメラタイプのドライブレコーダーを取り付ける手順を詳しくご紹介します。
電源は純正のオプションカプラーから取得する方法をメインに、ヒューズボックスから電源を取る方法についても触れます。
また、フロントカメラはアイサイトの視界を妨げない位置に設置し、リヤカメラの配線はバックドアの蛇腹(ジャバラ)ゴムを通して見た目もスッキリ仕上げます。
取り付けるドライブレコーダー
今回取り付けるのは、コムテックの前後2カメラドライブレコーダー「HDR965GW」です。
このモデルは直接配線タイプのため、シガープラグが付属しておらず、車両側から直接電源を取る必要があります。
通常のシガーソケット給電タイプとは異なり、ナビ裏やオプションカプラー、ヒューズボックスなどからアクセサリー電源・常時電源を取得して接続する方式となります。
そのため、適切な電源の取り出し方法を選ぶことが重要です。
2カメラドライブレコーダー取付手順
取付手順の大まかな流れは以下の通りです。
- 電源の取り出し
- フロントカメラの取付
- リヤカメラの取付
- 動作確認
この順番で作業を進めていきます。
電源の取り出し
電源は純正のオプションカプラーから取り出す方法が、安全かつ確実です。
ヒューズボックスから電源を取ることも可能ですが、配線ミスやヒューズカバーが閉まらなくなる、ヒューズの接触不良や断線などが原因で車両に不具合が発生するリスクがあります。
そのため、可能であればオプションカプラーを利用した方法をおすすめします。
オプションカプラーから電源取り出し
オプションカプラーは運転席足元右側にあります。
今回取り付ける車両には、すでにオプションカプラーに分岐用のカプラーが取り付けられていたため、そこから電源を取り出します。
分岐用のカプラーが取り付けられていない場合は、専用ののれん分けハーネスを使用して電源を取り出します。
ヒューズボックスから電源取り出し
ヒューズボックスは、運転席側の足元にある小物入れ(カバー)の奥に配置されています。
小物入れのふたを取り外すと、ヒューズボックスが見えます。
低背ヒューズ電源を使用して、アクセサリー電源を取り出します。
適切なアンペア数のヒューズ付き電源取り出しケーブルを使用してください。
フロントカメラ取付
レヴォーグには「アイサイトカメラ」がフロントカメラ上部中央に配置されています。
フロントカメラは、このアイサイトカメラの視界を妨げないよう、助手席側に取り付けます。
禁止エリアに入らないように、フロントカメラを取り付けます。
助手席側に取り付けました。
フロントカメラを取り付け、その後電源配線をフロントカメラまで引き回します。
リヤカメラの取付
リヤカメラはバックドアのガラスに取り付けます。
リヤカメラの配線は、蛇腹ゴムを通して車内に引き込みます。その後、ルーフライニング内を通してフロントカメラへ接続します。
動作確認
すべての配線作業が完了したら、最後にドライブレコーダーの動作確認を行います。
まずエンジンをONにして、フロントカメラ・リアカメラの電源が入り、モニターに映像が表示されるかを確認します。
前後カメラが正しく録画されているか、SDカードが認識されているかもチェックしましょう。
コムテック HDR965GW は、初期設定の状態でも基本的な録画・保存機能は問題なく動作するため、特に細かい設定を変更しなくてもすぐに使用できます。
必要に応じて、画質設定や音声録音の有無、駐車監視のON/OFFなどをメニューから調整すればOKです。
録画データがしっかり保存されていることを確認すれば、取付作業はすべて完了です!
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