こんにちは!今回は、200系ハイエースにミラー型の2カメラドライブレコーダーを取り付ける方法についてご紹介します。
今回ご紹介するミラー型の2カメラドライブレコーダーは、録画機能だけでなくデジタルインナーミラーとしても活用できるのが大きなメリットです。
後方カメラの映像をリアルタイムでミラーに映し出すため、荷物で視界がふさがれている状況でもクリアな後方確認が可能になります。
また、広角カメラによって通常のルームミラーよりも広い視野が確保できるため、後方の安全確認がしやすくなります。
この記事では、200系ハイエースに最適な取り付け場所の確認から、配線の引き回し、取り付け時の注意ポイントまで、分かりやすく解説していきます。
ドライブレコーダーを初めて取り付ける方でも安心して作業を進められるように、ステップごとに細かく説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
用意したドライブレコーダー
今回は、コムテック製のミラー型ドライブレコーダーを用意しました。
このモデルの利点は、フロントカメラがミラー本体から独立している点です。
ミラーにカメラが付いていると、ミラーの角度がズレた際にカメラの向きもズレてしまいますが、このタイプならミラーの角度調整に影響されず安定した映像が得られます。
ルームミラーは、よく物や体がぶつかって”ズレる”ことがありますよね。
接続方法によって、購入するセットを選びます。
電源を取り出し、直接接続する場合
コムテック ミラー型ドライブレコーダーAZDR48 直接配線コードセット
駐車監視機能を使う場合
コムテック ミラー型ドライブレコーダー ZDR048と駐車監視コードCDOP-01Pセット
シガーソケットから電源を取る場合
コムテック ミラー型ドライブレコーダー ZDR048
ドライブレコーダーの取付手順
ドライブレコーダー取付手順をご紹介します。主な流れは、
- 電源の取り出し、
- フロントカメラとリアカメラの取付、
- 配線の取り回し、
- カメラの調整、動作確認です。
それぞれのステップを簡潔に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
電源の取り出し
今回は、ナビゲーション裏の配線から電源を取り出します。
ドライブレコーダーの電源は通常、アクセサリー電源のみで動作しますが、駐車監視録画機能を使う場合は、常時電源も取り出す必要があります。
オーディオパネルを外します。(クリップのみで固定されています。)
ナビゲーションを固定しているビスを4本外します。
ナビゲーション裏に付いている青いカプラーから電源を取り出します。
アクセサリー電源と常時電源を取り出します。
アースはナビゲーション横のブラケットに接続しました。
電源配線をグローブボックス内側→ピラーカバー内→ルーフ内張りの中を通して本体まで引き回します。
フロントカメラの取付
- 電源の配線
- ナビゲーションと本体を接続します。
- フロントカメラの配線
- フロントカメラと本体を接続します。
- リアカメラの配線
- リアカメラと本体を接続します。
これが配線の基本的な手順です。
フロントカメラは、本体(液晶ディスプレイ)と分離した構造になっています。
フロントカメラをフロントガラスに貼り付け、本体をルームミラーに取り付けます。
その後、フロントカメラと本体を配線で接続します。
リアカメラの取付
リアカメラはバックドアのガラスに貼り付け、そこから室内を通して配線し、本体と接続します。
リアカメラをバックドアのガラス内側上部に取り付けます。
リヤカメラの配線を目立たないように隠しながら引き回します。
配線をバックドア内を通し、蛇腹ゴムの位置まで引きます。
リアカメラの配線は、蛇腹ゴムの中を通して室内に引き込んで配線します。
リヤカメラの配線をフロントガラスの本体まで引き回します。
リヤカメラの配線を本体に差し込みます。
動作確認とカメラの調整
取付が終わったら動作確認とカメラの角度を調整します。
エンジンをかけて電源を入れ、以下の点を確認します。
- GPSの設定確認
GPS機能が正しく動作していることを確認。
- マニュアル録画の操作確認
スイッチを操作して録画が開始されるか確認。
- 録画データと映像の確認
録画されたデータが正しく保存されているか確認。映像の再生や記録状態をチェック。
- カメラの調整
フロント、リアの映像を見ながら、カメラの角度を調整します。
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