こんにちは!今回は、MAZDA3のバッテリー交換手順に加えて、適切なバッテリーサイズの選び方、メモリバックアップバッテリーの使用方法、そして交換後の初期化(リセット)手順について詳しく説明します。
最近の自動車には、アイドリングストップ機能付き車両やハイブリッド車用として、大容量のバッテリーが使用されることが増えています。
そのため、バッテリーの交換時には、大きな出費が必要となることが多いです。
バッテリーサイズ
MAZDA3のバッテリーには、アイドリングストップ機能付き車両用の2種類とハイブリッド車用の1種類、計3種類のサイズがあります。
バッテリーサイズは車両型式によって決まります。車両型式は車検証に記載されています。
Q-85のおすすめバッテリー (6BA-BP5P) (5BA-BPFP)
GSユアサ アイドリングストップ車用バッテリー Q-85
S-95のおすすめバッテリー(3DA-BP8P)
GSユアサ アイドリングストップ車用バッテリー S-95
D23Lのおすすめバッテリー(3AA-BPEP)
パナソニック バッテリー カオス 100D23L
バッテリー交換手順
バッテリー交換の手順は以下の通りです:
- メモリバックアップバッテリーを接続します。
- 古いバッテリーを取り外します。
- 新しいバッテリーを設置します。
- メモリバックアップバッテリーを取り外します。
- 初期化(リセット)作業を行います。
この流れで手順を進めることで、車の設定を保持しつつバッテリー交換ができます。
メモリーバックアップ方法
イグニッションOFFの状態にしておきます。
運転席足元にあるOBDカプラーにメモリーバックアップバッテリーを接続します。
メモリバックアップバッテリーのコードを接続し、電源を入れます。
メモリバックアップバッテリーのおすすめ
カーメイト メモリーキーパー OBD給電仕様
単4アルカリ乾電池 6本使用(バッテリー劣化の心配なし)
古いバッテリーの取り外し
10㎜のナットを緩めて、バッテリーステーを外します。
10㎜のナットを緩めて、マイナスターミナルを外します。
10㎜のナットを緩めて、プラスターミナルを外します。
古いバッテリーを車両から取り外します。
新品バッテリーの取付
新品のバッテリーを車両に取り付けます。
取り付けたら取っ手を外します。
バッテリーカバーを忘れずに取り付けます。
プラスターミナルを取り付けて10㎜のナットを締め付けます。
マイナスターミナルを取り付けて、10㎜のナットを締め付けます。
バッテリーステーを取り付けて10㎜のナットを締め付けます。
メモリバックアップバッテリーの電源を切り、コードを抜きます。
初期化(リセット)
バッテリー充放電積算量のリセット(ハイブリッド車は不要)
- イグニッションONの状態にします
- シフトレバーをN(ニュートラル)にする
- ブレーキペダルを踏みながら、アクセルペダルを踏みこむ。
- 充電警告灯とマスター警告灯が点灯したらアクセルを踏む戻すを3回行う
- 充電警告灯が点灯、マスター警告灯が消灯したらi-stop設定に移る
バッテリー状態初期設定 i-stop設定(ハイブリッド車は不要)
- バッテリーマイナスターミナルを外し、5分間放置する
- 電流センサーのカプラーを外す(マイナスターミナル横)
- バッテリーマイナスターミナルを取り付けて、10秒待つ
- 電流センサーのカプラーを接続する
- イグニッションON状態にして15秒以上待つ(エンジンはかけない)
- i-stop.OFFスイッチを約10秒長押しする
- i-stop表示灯 緑 が点滅することを確認する(istop警告灯 橙 が点灯したらやり直し)
- イグニッションOFFにする
i-stop作動の確認(ハイブリッド車は不要)
- エンジンを始動する
- i-stop表示灯(緑)が消灯するか確認する
- 時速4km以上で走行する
- i-stop(緑)が点灯することを確認する
- 車両を停止させ、アイドリングストップが作動することを確認する
パワーウインドウ
- ドアガラスを半分以上下げる
- パワーウインドウをUP方向に作動させ、全閉停止してから5秒以上スイッチを保持する
- AUTO機能が作動するか確認する
ステアリング舵角センサー
- エンジンを始動する
- ステアリングを左右にいっぱいに切る
バッテリーの廃棄について
廃バッテリーは資源になるため、多少金額がかかるかもしれませんが、修理工場で引き取ってもらえると思います。定期点検や車検のついでにお願いしてみてください。
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